APEC交通ワーキンググループ港湾・海事専門家会合にて発表

2015年5月26日から29日まで、韓国済州島にて、「第41回アジア太平洋経済協力(APEC)交通ワーキンググループ」が開催され、水谷第二調査部長と三浦主任研究員が参加しました。このワーキンググループは、APEC参加国・地域内の運輸交通の自由化・効率化を進め、安全で保安性の高い交通の実現を目的として年に1回程度開催されており、分野・テーマごとの専門家会合と全体会議とから構成されています。
このうち、港湾・海事専門家会合は、15ヶ国・地域から43名の代表者が参加し、Green Initiative, Connectivity Goals, Capacity Buildingの3つの観点から活発な議論がなされました。国際臨海開発研究センター(OCDI)からも、Connectivity Goalsに関係する調査・研究として、「コンテナターミナル周辺の交通混雑緩和対策」について報告しました。具体的には、交通混雑の原因と対策について、我が国の成功事例として名古屋港と博多港を紹介するとともに、現在実施中のインド国チェンナイ港での技術支援の内容を報告しました。報告に対し、専門家会合から、「Connectivityの観点から重要な調査・研究である」旨の発言があるとともに、同様の問題を抱えている国・地域の代表者から関心が表明されました。

 

2015年5月27日、港湾・海事専門家会合で報告する水谷第二調査部長
2015年5月27日、港湾・海事専門家会合で報告する水谷第二調査部長

 


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