22015年4月17日に韓国海洋水産開発院(KMI)の釜山新庁舎開院式が、ユ・ギジュン海洋水産部長官、ソ・ビョンス釜山市長をはじめ約200名の参加を得て開催され、OCDIの桑島第三調査部長も式典に出席しました。釜山影島の新庁舎は2013年の工事着工後、移転準備作業を経て、2015年3月に海洋研究本部、水産研究本部ほかの10部署がソウルからの移転を完了してこの日を迎えたものです。
開院式典で、キム・ソングィKMI院長は「過去30年のソウル時代はKMIが海洋を通じた国家経済発展という任務と責務を果たすために昼夜を問わず献身的に研究して来た時であった。そして釜山でも過去30年の効率性の高い政策研究を継承・発展させて海洋強国実現という国家政策の実現に果たしていく。またKMIは釜山海洋クラスターへの移転により韓国海洋大学など教育機関との学術・研究分野の協力をさらに拡大して釜山を海洋水産ビジネスモデル創出する海洋版シリコンバレーに育てていく」」旨、挨拶されました。
OCDIとKMIは2011年11月に研究交流に関する協定(MOU)を締結し、同年11月にはKMIが主催する港湾需要予測に関する国際セミナーにおいて岡田OCDI理事長が講演をされています。
海洋水産開発院の釜山新庁舎
開院式のテープカット