平成27年6月8日から8月10日迄の日程で、JICA課題別研修「港湾開発・計画」が開始され、カンボジア、コロンビア、エジプト、ミャンマー、ナウル、パプアニューギニア、フィリピン、サモア、南スーダン、スリランカ、タンザニア、東ティモール、トンガ、トルクメニスタン、ウルグアイ、ベトナムの16カ国から19名の研修員が来日しています。各自、自国の港湾の現状、開発に対する課題を報告書にまとめて持参し、研修員および、講師の前でプレゼンテーションを行いました。
研修員は、OCDIを始めとする講師陣、更には国土技術政策総合研究所、独立行政法人港湾空港技術研究所の研究者による講義を踏まえて、自国の港湾整備に係る諸問題に対する実現可能なアクション・プランを策定することとしています。約2ヶ月半の研修の中では、日本国内の各地方整備局、港湾管理者等のご協力を頂き、コンテナターミナル、バルクターミナル、Ro-Roターミナル等の港湾視察も行います。本研修をとおし、日本で実践されている既存施設の有効活用、費用対効果、環境影響評価に配慮した港湾開発に触れることで、自国の港湾開発に対するイメージを具体化する一助となることが期待されています。
OCDI岡田理事長による開講挨拶
カントリーレポートプレゼンテーション