平成27年10月13日から11月20日迄の日程で、JICA課題別研修「港湾戦略運営」が開始され、ブラジル、カンボジア、コートジボワールをはじめとして、16カ国から合計18名の研修員が来日しています。各自、自国の港湾の現状、開発に対する課題を報告書にまとめて持参し、 研修員および、講師の前でプレゼンテーションを行いました。
研修員は、OCDIを始めとする講師陣、更には国土交通省、港湾管理者、港湾利用者(船社等)の講師による講義及び我国の代表的な港湾視察を通じて、自国の港湾整備に係る諸問題に対する実現可能なアクション・プランを策定することとしています。本研修をとおし日本で実践されている既存施設の有効活用、費用対効果、環境影響評価に配慮した港湾開発に触れることで、自国の港湾開発に対するイメージを具体化する一助となることが期待されています。
OCDI 富田理事長による開講挨拶