2015年4月12日から17日の6日間、韓国大邱市で第7回世界水フォーラムが開催されました。同フォーラムは3年に一度、地球上の水問題解決に向け総合的な議論や展示などが行われる世界最大級の国際会議で、前回は2012年3月に仏国マルセイユで開催され、また水問題に関係して「水と交通」のセッションが2003年の京都でフォーラムで設置されています。そして今回、韓国大邱でも「Water Infrastructure for Sustainnable Transport and Economic Development」というセッションンがPIANC関係者ほかの参加を得て、16日に開催され、OCDIから桑島第三調査部長が参加しました。その同セッションのプログラムとプレゼン骨子は以下のとおりです。
「Water Infrastructure for Sustainnable Transport and Economic Development」
<プログラムとプレゼン骨子>
- 1. Introduction of PIANC(PIANC Caude会長)
・PIANCの沿革、メンバー、使命等について
- 2. Sustainability in the Inland Waterborne Transport Sector(PIANC Caude会長)
・これまでの世界水フォーラムとPIANC、持続可能性の取り組み紹介
- 3. U.S. Waterway Infrastructure ( PIANC USA Mr MaCarville)
・米国における内陸水運の整備と利用、役割と投資状況等
- 4. International Collaboration of Transport on the River Rhine(CCNR Van der Werf 事務局長)
・ライン川航路中央委員会(CCNR)の使命、ライン川内陸水運の概要、将来ビジョン
- 5. The Gyeogin Ara Waterway in the Republic of Korea( K-Water Mr. Jae Jung Jeong)
・Gyeongin Ara水路(ソウル~仁川)の整備経緯、利用状況と将来計画等
- 6. Waterways in South America(PIANC Argentina Mr Garcia)
・南米の内陸水運の紹介とParana-Paraguay水路の概要と利用、本年9月7日開催予定のSmart Rivers 会議の紹介PR.
第7回世界水フォーラム会場(韓国、大邱)
PIANC会長ほかのプレゼンター