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「大洋州地域港湾運営・維持管理政策アドバイザー業務」の一環として、「港湾強靭化・維持管理セミナー」を開催しました

 OCDIは、国際協力機構(JICA)から受注した「大洋州地域港湾運営・維持管理政策アドバイザー業務」の一環として、「港湾強靭化・維持管理セミナー」を対面とオンライン併用のハイブリッド形式で開催。開催場所は、本業務のカウンターパートであるPacific Community ( SPC)のフィジー本部。期間は2025年6月10日、11日の二日間。

 セミナーでは、気候変動による将来の海水面上昇やサイクロンの強度増加を想定した港湾施設の設計方法や、地震・津波に対する港湾施設の補強方法を紹介した。またフィジー、トンガ、サモア、バヌアツ、ツバル、ソロモン諸島の6か国の港湾について、専門家により現地調査を行い港ごとに自然災害に対する脆弱性を評価し、自然災害に対して粘り強い港湾のありかたを提案した。また、東京大学柴崎助教授からは、大洋州島嶼国の国際海上コンテナ輸送の輸送の効率化についての分析を紹介した。 

 セミナーには、調査対象国6か国をはじめSPCの加盟国が参加。計40名以上の参加を得た、活発な意見交換がなされた。

 

                                                   ※敬称略

 

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