お知らせ
「カンボジア国地域中核港・物流ハブ化に向けたシハヌークビル港マスタープラン策定プロジェクト」を開始
「カンボジア国地域中核港・物流ハブ化に向けたシハヌークビル港マスタープラン策定プロジェクト」を開始しました。
カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港のコンテナ貨物取扱量は、2025年に年間130万TEUに達しました。取扱量は2年連続で前年比30%増を記録し、直近5年間で約2倍に増加するなど、急速な伸びを示しています。現在、新たに3つのコンテナターミナル(NCT1~3)の整備が進められていますが、これらが稼働した場合でも、2030年代後半には貨物需要が取扱能力を上回ることが見込まれています。そのため、将来的な港湾展開の方向性について早期に検討する必要があります。
本プロジェクトは、カンボジアの経済発展を支える港湾として、シハヌークビル港が長期的に地域の中核港・物流ハブとして機能することを目指し、2050年を目標年次とするマスタープランを策定するものです。
2026年1月に現地活動を開始し、1月29日に開催された合同調整委員会(委員長:公共事業運輸大臣 Peng Ponea 氏)において、プロジェクトチーム(チームリーダー:OCDI理事長 三宅光一)が提案した作業計画が承認されました。また、本プロジェクトの約2年間にわたる活動内容を政府機関、船会社、物流事業者、荷主等へ広く周知することを目的として、2月2日にセミナーを開催しました。
今後は、シハヌークビル港湾公社(PAS)および公共事業運輸省(MPWT)をはじめとする関係機関との協議を重ねながら、マスタープランの策定および目標達成に向けた提言の取りまとめを進めていきます。

シハヌークビル港全景(2025年10月時点)

第1回合同調整委員会(2026年1月29日プノンプペンにて開催)

セミナー(2026年2月2日プノンプペンにて開催)
左上はプロジェクトの紹介をする三宅光一氏(OCDI)