Project
インドネシア国パティンバン港運営管理能力強化プロジェクト
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現在、ジャカルタ首都圏東部のパティンバン地区では日本の援助により新港(カーターミナル、コンテナターミナル)建設が進められている。この港の管理運営を行うために新たに設置された運輸省海運総局の出先機関KSOPパティンバン(パティンバン港港長・港湾管理事務所)の港湾管理体制の充実・強化は喫緊の課題である。本プロジェクトは2023年3月に始まり2026年2月までの3年間予定されている。本プロジェクトでは、将来的なコンテナターミナルの供用開始・港勢の拡大を見据え、パティンバン港の管理運営が改善されることを通じて同港の競争力が向上し、インドネシアの経済成長に貢献できるよう技術協力を進めている。
具体的には、1)港湾サービスの導入等、港湾管理能力が強化される。2)船舶安全航行管理能力が強化される。3)アクセス航路を含む港湾施設の長期的な維持管理体制が整備される。4)バックアップエリア開発に関する能力が強化される。ことを目指して、KSOPパティンバンおよび海運総局をカウンターパート機関として、現況の分析、課題の抽出、対応方向についての議論を進めている。
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パティンバン港の全景写真
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JCCでの議事録署名を終えて
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WSの写真
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カウンターパートとの打合せの写真
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船上からの現場視察の写真
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リーダー 樋口嘉章
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担当者 小野正弘